【足立区】一級塗装技能士ってどんな資格?
塗装工事というのは塗装に必要な道具さえあれば、素人でも行なえます。
それに職業として塗装業を営業するために必ずしも資格も許可も必要はないのです。
そのため、粗悪な施工を行う業者や悪徳業者などにかからないようしっかりと業者選びをすることが必要となります。
そんな中、塗装を依頼する人々が良い業者選び・職人選びをするための基準となるのが「一級塗装技能士の資格を持っているかどうか」を挙げることができます。
一級塗装技能士とは国家資格であり、実務経験が7年以上となって初めて受験資格がもらえるのです。
ちなみに、二級塗装技能士の場合は2年の実務経験です。
7年以上その業界で知識や技能を身につけてきた経験豊富な職人さんであってもその合格率は50パーセント前後と低く、実技試験と学科試験の両方の試験が実施され非常に難易度が高い資格となっています。
そのため、この資格を有することは「確かな経験と技術を持ち、信頼に値する仕事をしてくれる」という証明とも言うことができるのではないでしょうか。
その他にも、10年間の塗装業実績があり、許可要件を満たした業者にだけ許可されるのが「塗装工事業」を名乗ることができるということも業者選びの大きな参考になるでしょう。
塗装工事業は一度取ったら終わりというわけではなく、5年ごとに更新がありその際に許可要件を満たしていなければ許可は下りません。
ずっと塗装工事業を持ち続けているということは、安定した実績があることの証明になるのです。
塗装を依頼する機会はあまり多くはありませんし、専門的な知識を要する工事なので判断を下すのは難しいことかもしれません。
ですが一級塗装技能士がいる・塗装工事業を持っているなどの基準を参考に選ぶようにすれば安心して仕事を任せることができるでしょう。満足のいく結果を得るためにも依頼をする業者を慎重に選ぶことが大切です。