【足立区】ケレン作業の必要性とは?
外壁塗装を行うとき、塗料の塗り直しをする前に高圧洗浄を使って外壁に付着した汚れを洗い流します。
その後、苔や藻、汚れなどによって隠れていた外壁が明らかになるので、塗料を塗る前に下地を整えるため、下地処理をします。
下地処理作業の中にはケレン作業というものが含まれているのをご存知ですか。
ケレン作業とは、塗装するところについているサビや汚れ、そして古い塗膜を落とす作業の総称のことで、下地処理作業の中ではとても重要なものです。
ケレン作業をしっかりすることによって、外壁の見た目を格段に向上させることもでき、塗装の寿命を長くすることができます。
サビや汚れ、古い塗膜が外壁に残っていたら、塗料を上から塗り直しをしても塗料の密着度が弱まってしまうので、塗装においてこれは基本中の基本であり絶対にはずせないものです。
特に外壁塗装をしてから時間がたっているものの場合、古い塗膜が中途半端に剥がれてしまっているのでひび割れた状態になったりサビが発生することによって、凸凹した状態になっています。
そのまま塗料を塗っても、凸凹は塗料では埋めることができないので、ケレン作業によって凹凸を平らにします。
また、外壁の表面が滑らかでないと塗料の密着度が弱まってしまいます。
塗料の密着度が低い場合、塗り直しをして半年もしないうちに塗膜が剥がれてしまったり、塗料が剥げてしまうことがあります。
塗膜が剥がれてしまうと美観を損ねてしまうので、再びやり直しをしなければならなくなります。
ケレン作業は作業員が手作業で行うので、念入りに行ってくれる業者は信頼できる業者だといえま
す。
ただケレン作業は下地処理の中に含まれているので、悪徳業者の中には下地処理をいい加減に済ませてしまおうとすることがあります。
下地処理をしっかりしているかどうかは、塗料を塗ってしまうと後から確認することが難しいので、ケレン作業を含めて下地処理を業者がしているかどうか、目視で確認することが大切です。