【足立区】屋根を自分で塗装する際に知っておきたいこと~注意すべき点~
最近ではDIYが流行っていていろいろと自分でやっている人も多いでしょう。
中には安くできるからと屋根の塗装も自分でやっている人もいるかもしれませんが、屋根の塗装をする際に注意するべき点がいくつかあります。
それを知らないと雨漏りを引き起こしたり、大怪我をする危険もあるので、これから屋根の塗装をしてみようという人のためにここで紹介しておきます。
まずは「塗りすぎにより雨漏りを引き起こすことがある」ということです。
たくさん塗ったほうが丈夫になりそうなので厚く塗ってしまいそうですが、塗りすぎると良いことはありません。
屋根材は上下に重なっているところにはわざと隙間を作っていますが、それは毛細管現象によって雨水が留まらないように、排水性と通気性を確保するためです。
毛細管現象とは隙間などの狭い空間に、液体が重力などの影響を受けずに浸透することです。
これはタオルなどの布が水に少し触れているだけでも水を吸い上げるのと同じ現象です。
塗り過ぎるとその隙間が狭くなり、雨水を吸い上げてしまいます。
しかも隙間が狭いと排水もしにくいので、雨水がしばらく留まり、湿気がこもることで内部の木材を腐らせて雨漏りの原因になってしまいます。
それから「安い塗料や素材に適していない塗料を用いるとすぐに剥がれてしまう」ことにも注意が必要です。
少しでも安く済ませようと、安い塗料を買ってしまうかと思いますが、安い塗料は定着力が弱いことがあるので、塗ってもすぐに剥がれてしまう可能性があります。
あと屋根材には様々な種類があり、それに適したものを使用しないとうまく定着してくれないので剥がれやすくなります。
最後に「ロープや安全ベルトを着用の上作業を行い危機管理を徹底する」です。
当たり前のことですが屋根は高いところにあります。
高いところではちょっとバランスを崩しただけでも転落して、大怪我につながることがる危険があので、そんなことにならないようにロープや安全ベルトなどを使用して落下防止をしましょう。
それに安全対策をしていれば安心して作業に集中できます。