【足立区】高圧洗浄でチェックしたいところ
高圧洗浄とは、勢いよく吹き付ける水の圧力を利用して汚れを洗浄することです。
業務用のものもあれば、家庭で使用できるものも販売されています。
外壁塗装を行う場合には、高圧洗浄で外壁に付着している汚れを洗浄することが大切です。
ただ、やみくもに高圧洗浄を行えばよいと言うわけではなく、その際には様々な点にチェックする必要があります。
まずは期間です。
高圧洗浄自体は短時間で済みますが、洗浄後は2日程度の乾燥機関が必要となります。
しっかりと乾燥させないと、水気を払うことが難しいためです。
水気が残っていることがとカビの原因となる他、塗膜の膨れが発生することもあります。
ですから、しっかりと時間をとって乾燥させることはとても重要なことです。
よってこの乾燥期間も含めて、作業日数を考慮する必要があります。
次に、汚れの種類です。
高圧洗浄は、確かに洗浄能力が高い方法ですが、全ての汚れに対して有効だと言うわけではなく、当然、落とせない汚れもあると言う点も頭に入れておく必要があります。
水圧で汚れを剥がして落とすと言う構造なので、例えばこびりついた油性の汚れに対しては分が悪いです。
この場合は、スチーマーなどで熱を加えてから落とすことが望ましいです。
また水あかに対しても相性は悪いと言われています。
それから外壁塗装の状態も、事前にチェックしておきたい点です。
コーキング材がボロボロならコーキング重点を先に行うことが求められます。
剥がれたコーキングが白い粉状になって手指に付着するような状態であったり、あるいはクラッキングと呼ばれるような細かなひび割れが発生したりしていた場合も同様です。
その状態で高圧洗浄を行うと、状態がますます酷くなってしまう可能性もあります。
またクラッキングから水が浸入する恐れもあります。
高圧洗浄を利用する場合は、洗浄する対象の状態が良好であることが求められます。
以上のことを念頭に、ご自身に適した洗浄計画を立ててください。