【足立区】アクリル塗料のメリット・デメリット
外壁塗装でアクリル塗料を選ぶメリットは、数ある塗料の中で最も安価であることです。
一般的に外壁塗装では、アクリル塗料の他にウレタン塗料やシリコン塗料、フッ素塗料などがあります。
アクリル塗料はこれらの塗料に比べると、圧倒的に安価です。
現在主流となっているシリコン塗料に比べれば、1割以上安く外壁塗装ができます。
予算を少しでも抑えて外壁塗装をするなら、アクリル塗料は最も適しています。
ただし、塗料の中で最も安価なアクリル塗料ですが、耐用年数が最も短いのはデメリットです。
たとえば、外壁塗装で主流のシリコン塗料なら耐久性は10年以上ですが、アクリル塗料は半分以下しかありません。
また、塗膜にクラックができやすいため、こまめなメンテナンスも必要になります。
こうした短い耐用年数に、こまめなメンテナンスの必要性も考慮に入れ、1年あたりの比較すると結果的に最もコストパフォーマンスが高くなってしまいます。
少しでも安くしたい、こまめに塗り替えを考えている人には最適ですが、一般的にはアクリル塗料が使われることは少なくなりました。
しかし、発色が良く重ね塗りなどの施工性に優れているメリットが、アクリル塗料にはあります。
また、高温でも変色がしにくく艶のある綺麗な仕上がりになるので、見た目を重視する場合には最適な塗料です。
そのため、デザイン性を重視したいと考えている場合には、現在でもアクリル塗料は使われています。
外壁塗装のアクリル塗料には、このようなメリットとデメリットがあります。
耐用年数が最も短いので一般的な住宅などの建物には向いていませんが、短期間でこまめに塗り替える、または最初から期間が限定されているなどの場合には、デメリットを逆に生かして選ばれているのです。
塗料の中で最も安価だとすぐにアクリル塗料を選びたくなりますが、耐用年数が最も短いなどのデメリットも頭に入れながら、外壁塗装の塗料は選ぶようにしましょう。