【足立区】下地処理の重要性
よく聞く言葉に「大切なものは目に見えないものである」というものがあります。
世の中の多くの事柄にこの言葉が当てはまるように、実は塗装工事においても最も重要である工程は、塗装が終了してからは目には見えなくなってしまう「下地処理」です。
下地処理は目に見えない地味な作業ですが、多くの商品やサービスでも同じように、地味で基本的な工程があるものです。
では、下地処理をおろそかにしたままで塗装を行ってしまった場合、どうなるのでしょうか。
外壁や屋根に塗料を塗る時はそのまま塗ることも可能でしょうが、数年も経つと、塗装があちこちで剥がれてきて、中に空気が入り込み塗装が浮いてきたり、壁の至るところにクラックが発生してしまうことがあります。
高い料金を支払った結果、ほんの数年でこのような結果になっては、何のために塗装したのかわからなくなってしまいます。
「どうせ上から塗装してしまうからわからないし」というような業者に依頼するのは非常に危険であり、下地で長持ちするような丁寧な下地処理を行ってくれる、信頼できる業者に依頼することが非常に重要になります。
このように大切な役割をもつ下地処理ですが、いくつかの工程に分かれています。
まず、必ず行うのが高圧洗浄です。
外壁や屋根には、ホコリやコケなど、いろんなものが付着してしまっていることがあります。
まず、高圧洗浄ですべてのホコリ、コケをとる必要があります。
劣化した塗膜を剥がす作業も大事な工程です。
モルタルの外壁材は、劣化が進むとクラックが発生し、これを放置していると塗膜が剥がれてきてしまいます。
このまま塗装することはできないため、高圧洗浄を行った後、残ったものを工具を使用して手作業で剥がします。
この他にもクラックの下地処理やシーリング部分の補修など、目には見えない細やかな作業工程を行い、はじめて塗装作業ができるのです。
しっかりした下地処理を行えば、その後の塗装の品質が明らかに違ってきます。
3年、5年、10年という年月を経て、必ずその差は明らかになるのです。