【足立区】下塗りって必要なの?
外壁塗装の工事をするにあたって、かなり重要な作業と言われているのが下塗りです。
この下塗りの作業をすることで、外壁の持ちや仕上がりが変わってくるのはご存知でしょうか。
今回は、外壁塗装における下塗りの役割を紹介します。
下塗りというものは、お化粧で言うと下地クリームになります。
下地クリームは、肌とファンデーションをくっつける糊のような役割をしているのです。
外壁塗装の場合では、外壁材と上塗りの塗料とをくっつける役割を担っています。
もし、下塗りの工程を省いてしまったらどうなるのでしょうか。
上塗りの塗膜単体では、密着力はありません。
そのため、塗装を行ったとしても短期間で剥がれてしまうのです。
また、下塗りは軽度のひび割れや欠損をカバーしてくれます。
下塗りで傷を目立たなくすることによって、きれいな仕上がりにすることができるのです。
では、下地に使う塗料にはどんな種類があるのでしょうか。
1つ目は、シーラーです。
塗膜と外壁材の密着性を高め、塗料が外壁材に吸い込まれるのを防ぎます。
外壁をシールするので、シーラーと呼ばれています。
2つ目は、プライマーです。
接着プライマーや防錆プライマーなど、種類があり、よく使われている塗料です。
3つ目は、フィラーです。
下地の凹凸や、クラックと呼ばれる小さなヒビ割れを補修する効果があります。
4つ目は、微弾性フィラーです。
シーラーとフィラーの機能を兼ね備えたフィラーのことを指します。
モルタル壁の下地などによく使われている塗料です。
外壁の劣化が激しい場合には、シーラーの下塗りが必要になりますので注意しましょう。
幅が3mm以下のヘアークラックと呼ばれるひび割れの場合、フィラーや微弾性フィラーによる補修が可能になります。
もしもそれ以上のひび割れが起きている場合では、シーリング材で埋めたり、Vカット後にシーリングやモルタルで埋める必要がでてくるでしょう。
外壁塗装を頼む際には、しっかりと下地を作ってくれる会社を選ぶようにしましょう。