【足立区】外壁塗装のニオイが気になる
外壁塗装は、屋外で行う工事です。
そのため「近隣の住民に迷惑が掛からないか」といった点は、心配されるでしょう。
ここでは、外壁塗装の際のニオイについて紹介していきます。
外壁を塗装する際に、塗料を薄めるために、溶剤塗料だとシンナーを使用する場合があります。
シンナーは、独特のニオイが苦手といった人がほとんどでしょうし、敏感な方は体調を崩してしまうかもしれません。
また、頭痛がしたり、赤ちゃんのいる家庭では、悪影響が出てしまうか心配になるでしょう。
まず、塗料のニオイは、体に悪影響を及ぼすかどうかです。
外壁塗装の際に使用されるニオイのきつい物には基本的に、イソプロピルアルコールやメタノール、キシレンなどのシンナーと呼ばれる有機溶剤が使用されています。
その刺激臭を長時間吸い続けることによって、健康被害を引き起こす可能性があります。
そのため、厚生労働省ではこれらの塗料を扱う仕事には、特殊健康診断、作業環境測定、蒸気の発散源対策、作業主任者の選任などを義務づけています。
また、恐るべきことに、有機溶剤は、揮発性が高く、ガス状態になって体内に侵入するだけでなく、油脂によって溶けるために皮膚からも入り込んでしまう危険性もあります。
そのため、できるだけ作業場に近寄らず、肌に塗料が付着するのを避けるようにしましょう。
他にも気を付けてもらいたい場合は、赤ちゃんがいる場合です。
基本的に、このような有害物質は、大人よりも赤ちゃんに与える影響のほうが大きいと言われています。
過去には、マニキュアを落とすための除光液ですら、赤ちゃんへの健康状態に影響をおよぼした事例もあります。
それほど、赤ちゃんは繊細なのです。
では、そういった健康被害に遇わないためには、どのようなことをするべきでしょうか。
まずは、水性塗料を使用することです。
水性塗料は、比較的ニオイが少なく、種類も豊富になってきているので、使用しやすくなっています。
他には、マスクを購入することも良いでしょう。
「有機溶剤系の防毒マスク」などの業務用マスクがよいでしょう。
外壁塗装を行った結果、体調を崩すといった事態は、避けたいものです。
使用する塗料、健康に影響はないかなど、あらかじめ調べておきましょう。