【足立区】シート防水って何❓
こんにちは😃
東京都足立区、葛飾区を中心に外壁塗装、屋根塗装、防水工事、屋根カバー工事を行っている楽塗です👀✨
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さて、本日は『シート防水って何❔』というテーマについてお話ししていきたいと思います。
シート防水とは、塩化ビニールやゴム製のシートを専用の接着剤や機械で施工箇所に固定し、水の侵入を防ぐ工事です。
シート防水は他の塗膜防水やアスファルト防水工事と比べて、耐用年数と費用のバランスが良く、費用対効果の高い工事にできるのが特徴です。
シートは工場で生産されたものを使用するので、均一の厚みで仕上げられる事ができます。広い面積をむらなく施工できるので、アパートやマンションの屋上などでよく選ばれます。
シート防水には工法が２種類あります。
1つ目が、専用の接着剤で施工箇所とシートを接着する「密着工法」です。
通気性はないので、雨漏りしていない箇所向けです。接着剤を使用する為、施工箇所を十分に乾燥させる必要があります。
２つ目が、専用の機械で施工箇所とシートを接着する「機械固定工法」です。
密着工法と違い、施工箇所からのシートの一部が浮いた状態になる工法です。通気性を確保できるので、雨漏りしていても施工可能です。
またシート防水で使用するシートには塩ビシートとゴムシートの2種類あり、シートの材質で、耐用年数も変化してきます。
塩ビシート(厚さ1.5～2.5mm)は13～15年の耐用年数となり、ゴムシート(1.2～2.0mm)は10～12年の耐用年数と異なります。
塩ビシートに比べゴムシートは厚みが薄いため、外からの衝撃で傷みやすい為、現在では傷みにくい塩ビシートを使用して施工するのが一般的です。
次にシート防水のメリットとデメリットについてお話していきたいと思います。
【メリット】
①下地を選ばず施工が出来る
シート防水は、シートをそのまま上から被せて防水機能を発揮する工事の為、一度目の防水工事はもちろん、以前に行った防水工事がシート防水以外のものでも、施工可能です。
②耐久性に優れている
ウレタン防水→耐用年数8～10年
FRP防水→耐用年数10～12年
シート防水→耐用年数10～15年
アスファルト防水→耐用年数15～20年
上記で記したように、シート防水は防水工事の中でも耐久性に優れており、熱や紫外線に強く防水性のあるシートの為、最大で15年程度長持ちさせられるため、何度も足場を建てるのが難しいビルやアパートにお勧めです。
③広い面積を一度に施工できる為、工期が短くて済む
ウレタン防水→工期3～10日
FRP防水→工期1～2日
シート防水→2～4日
アスファルト防水→5～7日
※面積、下地処理や準備等で日数の変動あり。
シート防水なら、防水材が既成のシートで厚さが一定なので、広い面積も一度にむらなく施工可能な上、ウレタン防水のように液体の防水材を塗装し乾燥させる時間も必要ない為、効率よく綺麗に仕上げる事が可能です。
【デメリット】
①複雑な施工箇所には不向き
シート防水は、防水材がシート状のなので、複雑な形状の箇所を覆うのが難しく、凸凹や固定されている物が多い箇所には不向きです。
②工事中に振動音が発生する
シート防水のうち、機械固定工法を行う場合は振動音が発生してしまいます。何も説明をせず工事に入ってしまうとトラブルの原因になってしたう為、工事前に入居者の方への挨拶や作業時間等の案内が必要になります。
最後に密着工法と機械固定工法の工程をお伝えしたいと思います。
【密着工法】
①下地清掃
②下地処理
③接着剤を塗る
④塩ビシートを貼る
⑤立ち上がり部分の施工
⑥シートのつなぎ目を接着する
【機械固定工法】
①下地処理
②絶縁用シートを敷く
③固定用金具を取り付ける
④塩ビシートの接着
⑤成型役物を固定する
⑥シートのつなぎ目を接着する
以上の工程がそれぞれの工法手順となります。
最後までお読み頂きありがとうございます。
何か建物の事で気になる事がございましたら楽塗では無料でお見積り対応をさせて頂いておりますので、お気軽にご相談下さいませ🎵
