【足立区】FRP防水って何❓
こんにちは(^^♪
東京都足立区、葛飾区を中心に外壁塗装、屋根塗装、防水工事、屋根カバー工事を行っている楽塗です🙂
梅雨が明けて毎日うだるような暑さが続いてますね💦
水分補給を忘れずに、熱中症には気をつけて下さいね😎
さて、本日は『FRP防水って何❔』についてお話したいと思います🎶
まず最初に、FRPとは「繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics)」の略称の事をいいます。
住宅の防水に使われているFRPは、ガラス繊維を混ぜたプラスチック樹脂で、白いシートのような外見をしています。
FRPは、バスタブや自転車のボディパーツ、ロケットなど、防水性に加えて「軽さと強度」が同時に求められる場面で使われています✨
次にFRP防水について説明させて頂きます。
FRP防水とは、木やコンクリートで作られた床の上にFRPのシートを敷き、その上に樹脂を塗って硬化させる方法です。
硬化後は、プラスチックのような硬さの感じられる床面になります。
また、そのままでは紫外線に弱いため、保護のために「トップコート」という塗料が重ね塗りされます。
FRP防水は、住宅のベランダやバルコニー、陸屋根(屋上)の他、ビルやマンションの屋上などにも幅広く使われています。
次にFRP防水の工程についてお話していきます。
①床面の清掃をする
②プライマー(下塗り材)の塗布
③シート状のFRPを敷く
④ポリエステル樹脂で固める
⑤「③」と「④」の工程をもう一度繰り返す
⑥トップコート(表面保護の塗料)を塗る
FRP防水の工事は、1~2日と早く済むのが特徴です。
これは防水工事の中でも最も短い工期となります。
次にFRP防水のメリットとデメリットについて考えていきたいと思います。
【FRP防水のメリット】
①高い水光性(防水性)
FRP防水はお風呂の浴槽や宇宙ロケットなど、建築物よりもはるかに防水性が求められるものにも使われている素材です。
水を通さない力においては他の防水工法よりも高い「水密性」をもっています。
②とても丈夫
FRP防水が施された床面は、固くて丈夫な仕上がりになるため、耐荷重性・耐摩擦性に優れています。そのため、人や車の往来が多い屋上駐車場にも使用される防水工法です。
③最も軽量
FRP防水層は、1平米あたり4㎏前後と他の防水層に比べて非常に軽量です。
そのため、築年数が経った住宅のベランダなど、重さに弱いであろう住宅に適しています。
④工期が短い
FRP防水は、塗膜の乾燥を待つ工程が少ないのも特徴です。
唯一、乾燥町が必要なトップコートの樹脂も、数時間程度で乾燥します。
そのため、トップコートを何層か塗り重ねる工事であっても、僅か1~2日あれば防水工事が完了します。
【FRP防水のデメリット】
①費用がやや高め
FRP防水は防水工事の方法の中でも、施工費用・メンテナンス費用がやや高めです。
②施工場所をやや選ぶ
FRP防水は、「木造」かつ「広い面積(10㎡以上目安)」の床面には施工できません。理由は、FRPの防水層は固くて伸縮性が少ないからです。
もしその様な場所をFRP防水で工事すると、熱や湿度による変形ですぐにひびが入ってしまう可能性があります。
以上がFRP防水のメリット・デメリットです。
最後にFRP防水のメンテナンスですが、5~6年に一度は表面の樹脂(トップコート)を塗り替えていく作業を行います。
FRP自体の寿命は10~12年です。
弊社楽塗では、建物診断&お見積り作成は無料でご対応させて頂いております。
もしお家の事で気になる事がある際は、是非お気軽にお問合せください🏡