アパート経営で重要な外壁塗装の法定耐用年数
外壁塗装を修繕費として計上する場合
「外壁塗装」と聞くと一軒家に施すイメージがあるかもしれませんが、アパートやマンションであっても外壁は経年劣化するので塗り替えが必要になります。
ただアパートは一軒家よりも規模が大きいことが多いため、外壁塗装にかかる費用も必然的に高くなってしまいがちです。
しかし、アパートをはじめとした賃貸物件は、外壁のひび割れを直したり色が落ちてきた部分を補修する目的で外壁塗装をした際の費用を「修繕費」として計上できます。
確定申告時に必要経費として修繕費を申告しないとかなり損をすることになるため、アパートの外壁塗装を検討しているのであれば必ず申請をするべきでしょう。
なお、補修として外壁塗装にかかった費用を修繕費として計上するのであれば、複数年にわたる減価償却ではなく、一括計上扱いとなるケースがほとんどです。
つまり、外壁塗装費用が修繕費として認められれば、該当年の分の税金が抑えられるので節税につながります。
外壁塗装を減価償却として計上する場合
建物の価値を高めたり外壁のデザインを変えたりといった目的の外壁塗装は「資本的支出」とみなされ、減価償却として計上するケースがほとんどです。
外壁塗装を減価償却として計上する場合は、まず法定耐用年数と使用する塗料の種類を確認しましょう。例えばウレタン樹脂の塗料を用いて外壁塗装をした場合、法定耐用年数は10年となり、10年かけて減価償却を行うことになります。
もっと具体的にいうと、外壁塗装に1000万円かかった場合は10回に分けて経費を計上するという認識です。
外壁塗装を減価償却として計上する場合、一度に全額計上できないので目に見える税金の安さは感じにくいかもしれませんが、マンションによる収益がある場合や事業融資の審査に通りやすくなるなどのメリットがあり有益な節税対策となります。
外壁塗装における使用塗料の法定耐用年数について
具体的な法定耐用年数は、アクリル系の樹脂塗料が5年から7年、ウレタン系が10年、シリコン樹脂系の塗料が12〜15年、フッ素樹脂系は15〜20年となっています。
これらはあくまで目安であり、修繕費に該当するのかそれとも減価償却(資本的支出)に該当するかは判断がしづらいこともあります。
使用塗料の判断が難しい場合は、外壁塗装・屋根塗装専門店の楽塗にご相談ください。
本格的にアパート経営を行っている人や、専門的な知識を有しているのなら別ですが、多くのケースでは、確定申告の際に修繕費に入れられるかどうかで悩むものです。修繕費で計上したものの結果NGで、減価償却せざるを得ないなんてケースもめずらしくありません。
修繕費に該当するのかそれとも減価償却(資本的支出)に該当するかの基準自体は曖昧であり、分かりづらい判断基準となっているため、事前に信頼できる業者に確認した上で外壁塗装を行うと安心です。
楽塗では、上記のような「経費で落とせる範囲内での外壁塗装」に数多く対応した実績があり、お客様にあった最適なご提案が可能です。
外壁塗装について知りたいことや分からない点があれば、ぜひお気軽にご連絡ください。
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