現場視察をしてきました!!
こんにちは!
東京都足立区・葛飾区を中心に外壁塗装・屋根塗装・防水工事・マットスプレー等を行っております楽塗です🙂
本日のブログは、現場観察に行った中で勉強になった外壁補修工事の『タイル補修』についてお話していきたいと思います。
タイルにひび割れや欠損が見受けられた場合は、一目で補修が必要だと判断できると思います。
【ひび割れ】
【欠損】
【浮き】
これらの劣化が見受けられた場合には、剥離や落下に繋がる可能性が高いため、タイルの貼替え補修が必要になります。
補修工程としては↓↓↓
①劣化箇所を確認し、マーキングする
②不良箇所タイルを剥がす(撤去する)
③下地調整
④新規タイル貼り付け
⑤目地詰め
⑥清掃
⑦施工完了
という流れになります。
しかし、パッと見では分かりにくいタイルの浮きはどうやって劣化状況を見分けるかご存知でしょうか🙄?
特殊な機材を用いて検査する場合もありますが、タイルを叩いた音で確認する事も可能です。
上記写真の伸縮する棒の先きにパチンコ玉のような球体がついたテストハンマーで、1枚1枚打検を行い浮きの有無を調査します🔨
実際にタイルを叩いた際に、浮きが発生している場合はカラカラと乾いた音がします。
一方、浮きがない場合にはガチンガチンという重い音がしました。
そして、浮きを発見したらチョークやマスキングテープ等でマーキングしていきます。
その後、アンカーピンより少しだけ径の大きい穴(穿孔)を空けます。
ドリルの振動で浮きのない健全なタイルに悪影響を与えることがないようにタイル専用のコンクリートドリルを使用します。
次に、タイルの目地に沿ってエポキシ樹脂を空けた穴に注入していきます。
穴は大体下地のコンクリート3cm程度の深さまでピンを挿入することにより、より強固な補修を行うことができます。
最後に空けた穴を埋め、補修完了となります。
今回現場に行き、実際に足場を登って視察を行ったことで、普段は中々近くで見ることが出来ない劣化状況や、施工工程等について理解を深めることができました👀✨
また、外壁タイルにおいては、職人さんが1枚1枚しっかりとチェックをされており、安心・安全な工事を行っていることを再確認することが出来た一日でした😳🎵
また、現場視察に行く機会があった際はブログに書かせていただきたいと思います。
本日も最後までお読み下さりありがとうございました✨