【足立区】シリコン塗料って何?
こんにちは(^^♪
東京都足立区葛飾区を中心に外壁塗装・屋根塗装・防水工事・屋根カバー工事を行っている楽塗です😊
本日は【シリコン塗料】についてお話ししていきたいと思います💡
シリコン塗料には、樹脂・顔料(着色剤)が含まれており、希釈材(水やシンナーなど)を混ぜて使用します。塗料に含まれている樹脂の主成分がアクリル・シリコンのため、シリコン塗料と呼ばれています。
厳密に言うと、アクリルシリコン塗料なのですが、省略されてシリコン塗料と呼ばれています。
住宅用の塗料は、大きく分けて4つのグレードが存在します。(下記安価順↓)
《アクリル塗料》➡《ウレタン塗料》➡《シリコン塗料》➡《フッ素塗料》
その中でもシリコン塗料は、価格・耐用年数ともに2番目に位置しています。
シリコン塗料の耐用年数は、外壁の塗装で10~15年程、屋根の塗装で8~12年程と、総合的にバランスが良く、価格面も踏まえ、外壁の塗装では最も多く採用されている塗料です。
そんなシリコン塗料ですが、メリット・デメリットについて解説していきます。
□メリット□
・シリコン塗料の多くは、光沢・ツヤのある仕上がりになり、汚れがつきにくいため、長い期間美しさを保つことができます。
・シリコン塗料の中では、600℃前後の環境下でも耐えることができる耐熱性に優れた塗料も存在します。
・水を通しにくいため、コケやカビなどの湿気や雨による建材の劣化を抑止する効果が期待できます。
・緻密に結合した分子構造の働きにより、外壁の劣化を最大限抑止し、高い耐候性(紫外線による劣化への抵抗力)を発揮します。
■デメリット■
・アクリル塗料・ウレタン塗料と比較すると値段が高価である
・フッ素塗料と比較すると耐久性が低い
・シリコン塗料は、その他の塗料と比較すると乾燥後の塗膜が固いため、固い分ひび割れが発生しやすい塗料といえます。
湿度や水分で伸縮する素材への塗装や振動が多い立地での使用には不向きです。
・シリコン塗料は、塗装箇所への付着力が弱く、素人が塗装するには難しい塗料のため、DIYには不向きと言えるでしょう。
以上の内容を踏まえても、シリコン塗料は価格と耐用年数ともにバランスの良い塗料だということがわかります。
また、シリコン塗料は、前述でも少し触れたように、アクリルとシリコンを混ぜて製造されますが、「シリコンの含有率」について規定が設けられていません。
一般的な既存製品のシリコン含有率は、低いもので20%以下、高いもので45~65%程となっています。
シリコンの含有率は、塗料の性能にも大きく影響します。含有率が高ければ高いほど、防汚性や耐久性などが高くなり、値段も効果になる傾向があります。
値段を重視して安価な塗料を選ぶより、耐用年数が長い塗料を使用して、塗装のメンテナンス回数を減らした方が、結果として経済的になる可能性が高いのです。
塗料にかかるお金だけでなく、建物の高さ次第では塗装工事の度に足場代がかかってしまうため、耐用年数の長い塗料を使用することでコスト節約につながります。
建物の立地や環境をよく踏まえた上で、ご自分の家にはどのような塗料が適しているのかしっかりと検討する必要があるでしょう。
弊社では、建物診断+お見積もり作成を無料で対応させていただきます。
気になることがございましたらお気軽にお問い合わせください😊