【足立区】倉庫工場でよく使われている折板屋根って何❓
こんにちは!
東京都足立区・葛飾区を中心に外壁塗装・屋根塗装・防水工事・屋根カバー工事を行っている楽塗です😊
すっかり秋の気候になりましたね🍠 皆様体調を崩されないようにお気を付けください。
本日は「折板屋根」についてお話ししていきたいと思います💡
「折板(せっぱん)」という言葉を聞いたことがある方は少ないと思いますが、「折板屋根」は金属屋根の屋根を葺くのに一般的な工法です。
鋼板を大きな波型に成形しているのが特徴ですが、駅の駐輪場、学校の体育館、倉庫や工場などに使われることが多く、一度は目にしたことのある方がほとんどではないでしょうか。
折板屋根の材質の多くは、ガルバリウム鋼板です。
フッ素鋼板やステンレス製のものもありますが、コストが高く、ほとんど使われていません。
では、折板屋根にはどんなメリット、デメリットがあるのでしょうか。
【メリット】
■耐火性、耐久性に優れている
■水捌けが良い
■コストパフォーマンスが良い
【デメリット】
■金属製のため熱がこもりやすく、夏場は特に高温になりやすい
■雨音などが響きやすい
また、折板屋根には主に2種類あります。
【重ね式折板】
折板屋根の中で最も主流の工法となります。
タイトフレームに取り付けたボルトをナット等で固定させます。どちらかといえば小さめの建物に多く、強風に強いのが特徴です。
ボルトがサビないようキャップを取り付けるのですが、樹脂製のキャップのため紫外線に弱く、固くなると割れてしまい外れることがあります。
ボルトがサビてしまうと、屋根までサビが広がってしまい、雨漏りに繋がってしまいます。
【ハゼ式折板】
タイトフレームと鋼板を直接くっつける重ね式とは違い、タイトフレームと鋼板の間を「吊具」と呼ばれる金具で固定させます。
どちらかといえば、大きめの建物に多く、屋根に穴を開けないため、防水性に優れており、施工がしやすいことが特徴です。
強風や経年により、緩みやすくなることがあるため点検が必要です。
元々サビにくいガルバリウム鋼板だとしても、上記のようなトラブルが発生することもあるため定期的なメンテナンスは必要となります。
折板屋根の耐用年数は20~30年ほどとなっております。
ボルトなどにサビが見られたら、サビが広がってしまう前にリフォームを検討するのが良いでしょう。
折板屋根のリフォームは、「塗装」か「カバー工法」(既存屋根の上に新しい屋根材をかぶせること)の2種類になります。
例えば、屋根の塗膜自体の劣化はしているものの、雨漏りや腐食などの大きなトラブルが見られない場合には、塗装によるリフォームが適しています。
折板屋根は金属製のため、日差しを吸収しやすく、熱がこもりやすい傾向があります。
その対策の一つとして、遮熱塗料を選ぶのがおすすめです。屋根表面だけではなく、室内の温度の低下にもつながります。
逆に腐食や雨漏りが見られる場合は、カバー工法によるリフォームが適しています。
既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねるため、屋根が二重になるので、防水性や断熱効果も上がります。
どちらの工法のほうが適しているのか、プロの業者の方に相談してみるのが良いでしょう。
楽塗では、屋根塗装・屋根カバー工事はもちろん、大規模な建物の修繕も承っておりますので、何かございましたらまずはお気軽にご相談くださいませ😊