【足立区】シーリングの打替えと増し打ちの違いは?
こんにちは(●’◡’●)
東京都足立区・葛飾区を中心に外壁塗装、屋根塗装、防水工事、屋根カバー工事を行っている楽塗です🎵
さて、本日は『シーリングの打替えと増し打ちの違いは❓』についてお話させて頂きたいと思います。
『打替え』と『増し打ち』とは、外壁や付帯部廻りのシーリングの補修方法になります。
ご自宅の外壁塗装工事などを検討するときに初めて知る方も多いでしょう。
『打替え』と『増し打ち』は金額の違い、シーリングの打たれている場所や劣化の状態によって使い分けが必要となります。
選択を誤ってしまうと、損をしてしまったり、補修後に不具合が出てしまう可能性があります。
シーリング補修は地味な作業と思われる方もいるかも知れませんが、お家を長く保つためには非常に重要になってきます。
では、それぞれの施工方法の違いについて考えていきたいと思います。
『打替え』とは、傷んだ古い目地をカッターで切り取り、新たにシーリング材を充填する工法です。
『増し打ち』とは、古い目地を残したまま、その上にシーリング材を塗り重ねる方法です。
既存の目地の状態が悪い場合、密着が上手くいかず上塗りした部分だけが剥がれてしまうことがありますが、作業の手間は少なくなるため費用は抑えることができます。
この2つはそれぞれに長所と短所があるため、施工を行う場所や既存のシーリングの劣化状態を考慮し、使い分けるのが正しいやり方になります。
外壁の塗装工事などで塗装と合わせていたんだシーリングの補修を行う際には、基本的に『打替え』がお勧めされています。
既存の傷んだシーリング材を撤去することにより、中身が新しくなるので、耐久性が良くなるだけでなく、外壁の目地の隙間や付帯部と外壁との隙間を埋めて、防水性や柔軟性を確保することにも繋がります。
『増し打ち』では、傷んで固くなったシーリングを修復できる訳ではありません。
表面だけ塗り重ねても、内側の古いシーリングは再度ひび割れてしまったり、剥がれてしまう恐れもあります。
『増し打ち』よりも手間や費用はかかってしまいますが、トータル的に見ても建材のメンテナンスには『打替え』がベストと言えるでしょう。
例外的に『増し打ち』の方が適しているのが、外部と繋がりのある窓やドアなど、サッシ廻りのシーリングです。
サッシ廻りのシーリングの打替えを行おうとしてカッターを入れた際に、奥にある防水紙を誤って切断してしまい、雨漏りを引き起こす可能性が高くなります。
このため、サッシ廻りは古い目地撤去をせずに処理をする『増し打ち』を行うことが多いのです。
この他にも『入隅』という部分は、構造上の問題で既存の古いシーリング材を撤去できない場合や、撤去を無理に行おうとして建材を傷つけてしまう可能性があるので『増し打ち』が適していると言われています。
また外壁にALCを使用している場合は、通常の外壁目地でも『増し打ち』を行うことが多くあります。
ただしALCの場合でも、外壁目地の劣化が進んでしまっている場合は、剝がれてしまう可能性があるため、『打替え』を行います。
シーリングの『打替え』と『増し打ち』の違いをお分かり頂けましたでしょうか。
楽塗では見積り・診断・点検など無料で行っておりますので、何か気になる事がございましたらお気軽にご相談お待ちしております✨