【足立区】防水工事にも種類がある?〜塩ビシート防水の特徴〜
こんにちは!
東京都足立区・葛飾区・江戸川区の地域密着型外壁・屋根塗装・雨漏り修理・防水工事専門店の株式会社楽塗です!
家や建物を劣化させる原因として紫外線や雨、湿気などが挙げられます。
年月と共に家や建物は丁寧に扱うように気を付けていても、それら外部からの刺激によって少しずつ傷みが生じてきます。
しかし、定期的にメンテナンスを行ったり、劣化を生じさせないような対策をしていれば、劣化を遅らせることが可能なのです。
特に防水工事に定期的なメンテナンスは必要不可欠で、防水工事をしていなかったら、雨水や湿気が家や建物の内部にまで入り込んできて、建築資材を腐食させたり錆を発生させたりしてしまいます。
そして、建築資材が劣化すると家の強度や耐久性が低くなってしまいますし、クロスに汚れやカビを発生させて、喘息やアレルギーを引き起こす原因になるというように、悪いことだらけです。
そんな重要な防水工事ですが、いくつか種類があります。その1つが塩ビシート防水です。
塩ビシートとは、1.5mm〜2.5mm厚さで塩化ビニール樹脂に耐久性を付与したシートのことです。
工事方法としては、塩ビシートを防水したい場所に貼り付けるだけなので施工性に優れているといえますが、工事の難易度は高いため、施工業者がそれほど多くないという特徴を持っています。
シート防水のメリットの一つとして、下地調整がほとんど必要ないので、既存の下地を選ばずに施工ができるという利点があります。
工期が短くて済むという魅力がある上、見た目の仕上がりに差が出にくいメリットも合わせ持っています。
また、塩ビシートは、対候性に優れているので、耐用年数が長く、紫外線や熱にあたっても劣化しにくいという特徴を持っています。
メンテナンスも簡単で、シートが部分的に劣化したら、その上からシートを張り直すだけで良いようになっています。
塩ビシートを下地に貼り付けるときは、接着剤などでしっかりと密着させることで密着度を高めているため、シートを貼った上を歩くことができます。
ただ、使用する接着剤の耐久性によってはシートが剥がれてしまう可能性があるので定期的にメンテナンスが必要ですし、シートを張ることによって通気性がなくなるため、下地からの影響を受けやすくなってしまいます。
シート状になっているので、凹凸があったり複雑な形状の下地には張りにくいことから、平らな部分の防水工事に向いています。
また、次のような劣化症状が見られた際は、防水のメンテナンスが必要になったサインとなります。
【膨れ】
【ひび割れ】
【剥がれ】
上記に挙げたような症状が見られたら、防水をすべきタイミングだと見なし、早めに防水工事を検討して頂ければと思います。
今回は、防水工事の中でも塩ビシート防水をご紹介しました。前述したとおり、防水工事には様々な種類があり、それぞれ特徴をもっています。
防水工事を検討する上では、それらを適切に把握し吟味することが大事です。
他の記事でも防水工事に関して取り上げているので、ぜひ合わせて参考にしてみてください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!