【足立区】シックハウス症候群~さまざまな化学物質・その1~
こんにちは 🙂
東京都足立区・葛飾区を中心に外壁塗装・屋根塗装・防水工事・マットスプレー等を行っております楽塗です!
前回、どのような化学物質がシックハウス症候群を引き起こすのかをお伝えしました。
新しく購入した家具にも含有されていることがあるというのは、驚きだったではないでしょうか?
そこで今回は6種類のなかでも、揮発性化合物によりどのような症状が出るのかをみてみましょう。
【ホルムアルデヒド】
ホルムアルデヒドは、揮発性有機化合物に分類されます。
色は透明無色で見た目には分かりにくいですが、ツンと鼻を刺すような刺激臭があります。
水に溶けやすい性質を持っており、ホルムアルデヒドを水に溶かした水溶液はホルマリンとなります。
学校の理科室でホルマリン漬けの生物を見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ホルマリンは、建築で使用される接着剤や塗料に使用されています。
建材製造に用いられるユリア樹脂、フェノール樹脂などは縮合反応型樹脂としてこのホルマリンを加えて加熱し、硬化をさせることで、耐久性・耐熱性・耐水性がよくなり、木質材料の強度を高めてくれるのです😳
また、ホルマリンは殺菌性も高く、安価で防腐剤としての効果を長期間持続してくれるので、木質建材の防虫剤としても使われていました。
しかし、ホルムアルデヒドは目やのどの痛みや粘膜の炎症、皮膚炎を引き起こす危険性があります💦
そのうえ、アレルゲンというものを持っているために、アレルギー症状を発症させやすいという特性もあるのです。
気管支炎やぜんそく、アトピー性皮膚炎の原因にもなることがあります。
それに加えて、発ガン性も有しているのです😰
【有機溶剤】
有機溶剤には、前回紹介したもののなかではトルエンやキシレンが当てはまります。
これらの溶剤はシンナーが原料であり、揮発しやすいのが特長です。
どちらも無色の液体で、特有の臭いがあることもよく知られています。
トルエンやキシレンは、主に塗料や接着剤、合成樹脂、香料、農薬、甘味料、つや出し、防水加工に利用される化学物質です。
トルエンは人体に対して、目や気道を刺激し、吐き気、倦怠感、知覚異常といった中枢神経系に悪影響を及ぼすことがあります。
また、意識低下や不整脈を起こしてしまう危険性もあります。
他にも、妊娠初期に有機溶剤に曝露することによって、流産や低体重、病的なつわり、早産の危険性が増すという報告もあるのです😖
キシレンも同様に、目や喉を刺激し、頭痛、倦怠感、精神錯乱を引き起こすことがあります。
また、長期間に渡って体内に吸収することにより不眠症、興奮などといった神経症状へ悪影響を与える可能性もあると言われています。
お読みいただいて分かるように、化学物質によって引き起こされる症状も大きく異なります。
もし症状が出てしまった場合は、きちんと原因をつきとめることも大切です。
その時にこれらの違いを知っていれば、少し安心ですよね👀