【足立区】シリコン樹脂の特徴
前回は外壁塗装に使われる塗料としてウレタン塗料について詳しくお伝えしてきました。しかし専門的なことが混じってしまい少し難しく感じてしまったかもしれません。今回はもう一方のシリコン樹脂について詳しくお伝えしていこうと思います。
まずシリコン樹脂とはいったいどのようなものなのかその点についてお伝えしていきます。ケイ素を核としたシロキサン結合をもつ無機化合物で、非常に安定した物質。分子の端末の水酸基が高温で反応し、脱水・硬化する性質があります。少し難しいのでかみ砕いて説明していきます。シリコン塗料は、主成分がシリコン系の塗料です。機能性や価格を考えた時のコストパフォーマンスが様々な塗料と比べても群を抜いており、近年では最も主流な塗料です。また、耐水性、耐候性、耐汚性があることから耐久面でも非常に優秀なことがあげられます。コストを削減したいという方からの要望により、人気の塗料となっております。
主に何に使われているのかというと、カーテンウォール塗装やおしゃぶり、
医療用カテーテル、ファンデーション、シャンプー、リンスなど我々の非常に身近にあるものにも使われています。
シリコン樹脂のメリットとしましては、約600℃もの高温にも耐える高耐熱性塗料で、耐熱性、耐侯性に優れている、汚れを寄せ付けない特性があるといったことがあげられます。
デメリットとしましては、低粘度のため顔料が沈澱しやすい、価格が高い、
やや付着性に劣るといったことがあげられます。
主に何に使われているかという部分を見てもお分かりいただけるように
外壁塗装だけでなく、様々な部分において活躍しているのが、シリコン樹脂の特徴になります。しかしデメリットにもある通り、他の樹脂と組み合わせて変性したものが使われているといったこともあり、どうしても価格的に高くなってしまうといったことがあげられます。
そこで次回はウレタン塗料とシリコン樹脂を徹底的に比較し見ていきたいと思います。