【足立区】ウレタン樹脂の特徴
外壁塗装の仕様を決定する際、「ウレタン塗料」と「シリコン塗料」このどちらか悩む人はとても多いです。そこで今回は「ウレタン塗料」に焦点をあててウレタン塗料の特徴をお伝えしていこうと思います。またメリット、デメリットも併せてお伝えしていきます。
まずウレタン塗料とはどういったものなのでしょうか?
ポリオールとイソシアネート化合物を反応させて、ウレタン結合させた高分子化合物で、難しいと思いますので簡単にしますと、塗料というものは、ある液体の中に顔料という色の素を混ぜて作られます。絵の具で言えば、顔料となるのが絵の具で、液体は水となります。ウレタン塗料は、水の代わりに ウレタン樹脂を使います。これがウレタン塗料です。
主に何に使われているかと言いますと、建築関係の断熱材、車両関係のクッション材、高級家具の仕上げ塗り、繊維を加工してスポーツウエアなどの衣類にする、自動車の補修に使う、フローリングの仕上げ塗りなどに使われているのが一般的です。ここからわかることは意外と身近にウレタン塗料が使われていることが理解いただけたかと思います。
ウレタン塗料を使うメリットとしましては、塗膜が光沢、肉もち感、付着性に優れている、高級な仕上がり感が得られる、耐侯性が高い
といったことがあげられます。
一方でデメリットとしましては、ウレタンフォームは真っ白な切り口が黄変する現象が起きる(紫外線による影響が強い)、アルコールを含むシンナーが使えない。必ずウレタン塗料用のシンナーを使用しなければいけない、
高湿度時には水分と結合して尿素結合することになり塗膜性能が落ちてしまうなどといったことがあげられます。
いかがでしたか?
もしかしたら少し難しいことばかりであまり理解できなかったという方もいらっしゃるかもしれません。そこで次回はシリコン系塗料について説明し、そのあとにウレタン塗料とシリコン系塗料との違いを明確にしていこうと思いますので、そちらもあわせてごらんください。