【足立区】塗料悪臭の原因って
外壁は家の印象を決める上で大変重要なものです。
この記事をご覧になっている方は外壁塗装の工事を考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、いざ外壁塗装工事を始めるときに気になるものの一つは塗料のにおいではないでしょうか。
塗料の中には匂いがきついものが含まれているため、塗装の際には注意する必要があります。
具体的には、イソプロピルアルコール、1ーブタノール、メタノール、キシレンなどの有機溶剤のことです。
これらを吸引すると、吐き気やめまいなどを引き起こすだけでなく、悪化するとシックハウス症候群や不妊などの原因になることもあるのです。
有機溶剤の匂いに対しては、マスクなどで対応するという手段があります。
特に、有機溶剤専用のマスクも販売しているため、これを利用すれば、吸引をかなり抑えることができます。
ただし、その分だけ密閉率も高く、特に夏場は苦痛になってしまう場合もあり得ます。
そのため、夏場には塗装作業を避けることが推奨されます。
また、マスクを利用しても、匂いそのものが充満している状態では、マスクを外すことができなくなりますし、揮発した有機溶剤は、皮膚からも浸透してしまうため、換気が非常に重要となります。
そのため、塗装中は窓を開けたり、換気扇をつけたりするなどして、有機溶剤を外に逃がす工夫が必要となります。
なお、基本的に有機溶剤は油性塗料に含まれているものであるため、水性塗料を利用するという手段も有効です。
ただし、水性塗料も油性塗料よりは健康被害が少ないというだけであり、人体に健康被害がある可能性自体は変わりがありません。
そのため、水性塗料を使う場合でも、やはりマスクや換気などの対策を忘れないようにした方が良いでしょう。
塗料の臭いには十分注意が必要です。
そのため外壁塗装の工事をする際には事前に近所の方への挨拶は忘れないようにしましょう。
中には業者があいさつ回りを代行してくれるものもありますがトラブルを防ぐためにもご自身で行くことおすすめします。