【足立区】外壁タイルのメンテナンス
近年では、メンテナンスフリーの外壁材としてタイルが選ばれているのをご存知でしょうか。
確かに、タイルは他の外壁材と比べてメンテナンスを必要とする回数は少ないですが、一切メンテナンスをする必要が無い、という訳ではありません。
今回は、そんなタイルの外壁のメンテナンスについて紹介します。
まずは、外壁の汚れです。
外壁は常に外気にさらされているため、排気ガスや風雨によって汚れていってしまいます。
外壁の汚れは大きく3種類に分けることができるのをご存知でしょうか。
有機物付着の汚れと炭酸カルシウム付着の汚れ、虹色に見える汚れです。
1つ目の有機物付着の汚れは、雨水と一緒に埃や排気ガスが流れて乾いた後に汚れになったものです。
この汚れは、中性洗剤などを使って落とすのが効果的ですが、再発する可能性があるのを注意しましょう。
2つ目の炭酸カルシウム付着の汚れは、タイルの下地や目地に使われているコンクリートやモルタルが固まるときに出てくる成分が表面に染み出てタイル面に付着したものです。
白華現象とも呼ばれています。
希塩酸による水洗いが効果的です。洗い終わった後はしっかりと水で洗い流しましょう。
3つ目の虹色に見える汚れは、大気中やセメントなどから出てくる炭酸塩、硫酸塩、けい酸などがタイル表面に付着にて油膜を形成することによってできます。
平らで表面がつるつるしているものに起きやすいです。
ナイロンたわしと酸性洗剤やフッ酸系の溶剤を使って除去することもあります。
次にタイルのメンテナンスで注意する点は、目地です。
タイル自体はメンテナンスの必要があまりありませんが、目地は違います。
目地はモルタルやセメントを利用していることがほとんどです。
そのたえ、タイルよりも耐久性が低く、タイル自体はメンテナンスが必要無くても目地のメンテナンスが必要になってきます。
タイルは、メンテナンスフリーで手入れしやすい外壁材です。
しかし、外壁は常に汚れてしまう可能性があります。
定期的に洗ってきれいな外壁を保ちましょう。