【足立区】アクリル塗料とは
外壁塗装の際に使われる塗料はたくさんあります。
しかし、どんな塗料があって、どんな特徴があるのかは、素人には分からないものです。
今回は、外壁塗装で使われる塗料の一つのアクリル塗料について紹介します。
そもそも、アクリル塗料とは何なのでしょうか。
アクリル塗料とは、アクリル樹脂塗料とも呼ばれ、アクリル系合成樹脂を主成分とする塗料全般のことを指します。
アクリル塗料には2種類あり、アクリル塗料と弾性アクリル塗料に分けられます。
弾性アクリル塗料は、ゴム状の膜を形成するため、ひび割れの多いモルタルや砂壁などの塗料に向いているとされ、防水性も優れている塗料として、防水工事の際に使われることもあるようなものです。
15年ほど前に登場し、始めは価格の安さと発色の良さで人気がありました。
しかし、屋外での耐久性が乏しいので、現在では塗り替え用として使われることは少なくなっていきています。
では、そんなアクリル塗料の特徴はどんな点なのでしょうか。
一番大きな特徴は、価格の安さです。
価格が安いので、頻繁に塗り替えがしやすく、気分に合わせて外壁の色を変えることができるでしょう。
2つ目は、発色が良いことです。
発色が良いと、キレイな見た目に仕上がります。
そのため、デザイン性を重視する場合や、鮮やかさを強調したい場合に使われることが多い塗料です。
また、絵具のように使用できるのも、手軽に扱える理由でしょう。
3つ目は、他の塗料に比べて透湿性が高いことです。
そのため、湿気が滞留しやすい軒や天井に向いている塗料と言えるでしょう。
また、アクリル塗料にはデメリットも多くあります。
一番大きなデメリットは、外壁に用いた場合、耐用年数が6~8年と短いことです。
そのため、こまめな塗り替えが必要になってきます。
塗り替えを行う際には、それなりの費用がかかってしまうので注意しておきましょう。
2つ目は、塗膜にクラックが起きやすいことです。
弾性アクリル塗料ではない普通のアクリル塗料は、塗膜にクラックが入りやすくなります。
そのため、こまめなメンテナンスが必要になってくるでしょう、
アクリル塗料は、手ごろな価格で、比較的簡単に扱うことができます。
そのため、DIYする際にはよく使われる塗料と言えるでしょう。