雨漏りは屋根からだけじゃない?!その意外な場所とは…☔
2024.06.25 (Tue) 更新
雨漏りと聞いたら皆さんはどこを想像しますか?
…ほとんどの方が「屋根」からだと思いますよね。
実を言うと、「外壁」からも雨漏りは発生します!
何故、外壁からも雨漏りが発生するのかをご紹介したいと思います。外壁から雨漏りにお悩みの方は、ぜひともご参考にしてください。
何故、外壁から雨漏りが発生するのか…
外壁の雨漏りの原因として、大きく二つがあげられます。
「施工不良」と「外壁の劣化」になります。
①施工不良が原因の場合…
「新築のお家なのに外壁から雨漏りをしているといわれた…」という場合は、お家を建てたときの「施工不良」が原因の可能性が高いです。
雨水の浸入しやすい経路としては、窓枠、換気扇の開口部と呼ばれる部分になります。窓枠、換気口などを設置する際に、建物内部に雨水が浸入しないようにする施工がきちんと出来ていないと、そこから雨漏りが発生することがあります。
②外壁劣化が原因の場合…
どのような外壁材も時間の経過と共に劣化していきます。そして、劣化の症状によっては雨水が浸入しやすくなり、雨漏りを引き起こす原因になることもあります。特に梅雨などの長雨の季節や、台風などによる横殴りの雨が降った時は注意が必要です。
具体的な劣化の症状として…
①ひび割れ(モルタル)
②サイディングの割れ
③シーリングのひび割れ
※外壁材によって耐用年数が異なりますのでご注意ください。
雨漏りを放っておくとどうなるの?
鉄則として、「雨漏りは見つけたら、すぐに補修!」になります。
何故かといいますと…
雨漏りは補修をしない限り、建物内部に雨水が浸入し続けることになります。その被害は日常生活だけでなく、雨水が浸入し続けることで、柱などの躯体を腐食させてしまい、その結果、お家の寿命を大きく縮めてしまうことになるからです。
場合によっては、健康被害などを誘発する原因となるコウジカビ「アスペルギルス」を発生させてしまうこともあります。
そのため、雨漏りを発見したら、雨漏りの被害や進行状況、補修の必要性などを診断してもらうのがおすすめです。
まとめ
「雨漏りは屋根から」というイメージが強いため、外壁からの雨漏りはなかなかイメージが付きにくいですが、実際はよくあるお家の不具合の一つとなります。
ご説明した通り、雨漏りを放置しておくとお家の寿命を大きく縮めてしまう原因になります。雨漏りを発見したら、早めに診断を受けることをおすすめします。