【足立区】工場倉庫で使われる外壁材って❓
こんにちは!
東京都足立区・葛飾区を中心に外壁塗装・屋根塗装・防水工事・屋根カバー工事を行っている楽塗です😊
倉庫や工場関連のものを続けてお話しさせていただいておりますが、今回は引き続き「工場や倉庫で使われる外壁材」についてお話ししていきたいと思います💡
工場や倉庫の外壁材といえば、【波板スレート】ではないでしょうか。
波板スレートとは、セメントと繊維を混ぜ込み、波板状に強化を行ったものです。以前は繊維素材としてアスベスト(石綿)が使用されておりましたが、2004年以降使用されることはなくなりました。
波板スレートの中でも「大波スレート」と「小波スレート」があります。
・大波スレート
波のピッチ(波の幅)が約130㎜、谷の深さが約38mm
外壁材としても屋根材としても利用できる
・小波スレート
波のピッチ(波の幅)が約63.5mm、谷の深さが約18mm
主に外壁材として利用されている
耐久性が高く、遮音性や耐火性にも優れているため、工場や倉庫によく使用されています。
大きなメンテナンスを行うことなく、築50~60年以上の建物がまだまだ健在なことからも分かりますが、とても丈夫な素材です。
【メリット】
■耐久性
耐用年数は25年以上と言われていて、頻繁なメンテナンスを必要としないのが最大のメリットとなります。
ですが、素材自体は丈夫とはいえ、使用されているフックボルト等の部品は金属のためサビやすいことからも注意が必要です。
■耐火性
法定不燃材料で他の素材との組み合わせによるが、各種防火・耐火構造として認定されています。
■遮音性
外部に漏れる音、内部に伝わる音が少なく、雨の日でも静かなのが大きな特徴の一つです。
■比較的安価
建材の中でも比較的安く、性能も優れているので非常にコストパフォーマンスは良いと言えるでしょう。ひび割れなどが起こってしまった際も安価なため、比較的気軽にメンテナンスを行うことができます。
■メンテナンス時の税金面
老朽化してしまった波板スレートの葺き替えや張り替えなどの場合は、一括損金で処理をすることができます。
【デメリット】
■汚れやすい
素材の性質上、砂埃や土埃が付きやすく、汚れやすいと言われています。
■アスベスト(石綿)が含まれているものがある
前述したように2004年以前はアスベストが使用されていましたが、現在はほとんど使用されておりません。
過去波板スレートに使用されていたアスベストはレベル3のものになり、危険性が指摘されている中でも一番安全度が高いと言われています。
現在はほとんど使用されていないとはいうものの、前述したように波板スレートは耐用年数25年以上と言われているため、2004年を境にした場合、まだまだアスベストを含んだ建物は存在することが考えられます。
メンテナンスの際は、張り替えや塗装を行うことができますが、アスベストを含んでいるかそうでないかによって、メンテナンス方法が異なるでしょう。
弊社楽塗では、見積もり・診断を無料で行っておりますので、まずはお気軽にご相談くださいませ😊