【足立区】屋根カバー工事って?
こんにちは(^^♪
東京都足立区・葛飾区を中心に外壁塗装・屋根塗装・防水工事を行っている楽塗です。
今日は比較的暖かいですね♫
今はヒノキ花粉がMAX来てます・・・
さて、本日は塗装ができない屋根にはどういう対処・方法があるかをご案内させて頂きますm(__)m
◆屋根カバー工法をご存じですか?
古い屋根の上に軽い屋根を張ってかぶせる工事のことです。古い屋根をはがして処分する手間と費用がかからないので工事費用と工事期間を抑えられるのもメリットの一つです。
一般の住宅でよく行われるのはスレート屋根の上にガルバリウム鋼板などの軽量な金属屋根を設置する方法です。
本来の屋根カバー工法の目的は、防水シートと屋根材の防水機能を新しくすることです。屋根カバー工法の最初の手順は既存の屋根の上に防水シートを貼る作業から始まります。
防水シートはルーフィングや下葺き材とも呼ばれ、最終的に雨漏りを防いでくれる大切なシートです。
防水シートを貼ったのちに金属屋根を貼る手順となります。もちろん、この金属屋根も防水機能が備わった構造になっています。
この防水シートと屋根材の2つが新しくなることで長期にわたる屋根本来の機能を取り戻すことができます。
◆差し込み葺きの屋根カバー工法というものも存在します。
こちらの工法は本来の屋根カバー工法とは全く性質が異なりますのでご注意ください。
差し込み葺きこうほうとは、古いコロニアルに「コの字型の」鉄板を接着剤で貼るだけの工法です。
こちらの工法ですと防水シートは古いまま、また屋根基材の隙間からの雨水の侵入は防ぎませんのであまりお勧めは致しません。
◆屋根カバーができない屋根もあります。
①瓦屋根 カバー工法はフラットな屋根面にしか施工できません。また瓦はもともとの重さがあるので、さらに荷重を付加することになってしまうので不向きです。
②古いトタン屋根 金属屋根にカバー工法を行うことは技術的には可能です。しかし古いトタン屋根は野地板が傷んでいることが多くカバー工法に適さないことが多いです。
③劣化が進んだコロニアル 古いトタン屋根同様、野地板が傷んでいる場合には施工不可となります。
◆屋根カバー工法の耐久性は?
適切な方法で屋根カバーをおこなえば、30年以上の耐久性が期待できます。
すでに屋根カバーが普及し始めてから30年近くが経過しており、現在のところきちんと機能していることから安心で高寿命な屋根のリフォームとして確立されてきています。
◆屋根カバー工法の工事時期
【築10年未満】
使用されている屋根基材にもよりますがまだカバー工法には早いかもしれません。
ただし風が強く吹く地域や地形(海岸沿いや高台など)などにお住まいですと屋根の剥がれなどが比較的早く起こってきますので検討の範囲内です。
【築10~19年】
2000年代初頭はアスベストの含有率が0.1%以下に制定された時期ですのでこの頃に発売されたスレートは頑丈さに劣ります。
割れやひびなど不具合が多く見られますのでカバー工法を最もお勧めするタイミングです。
【築20~39年】
築20年を超えたスレート屋根はカバー工法の適正時期です。
ただし経年によりかなり傷んでいる場合もありますのでカバー工法ができない場合もあります。
そういった場合には葺き替えなどが適応になりますが、この時期のスレートはアスベストが含まれていますので、処分費用が高額になってしまいます。
【築40年以上】
経年のためカバー工法での修繕が難しい場合が多いです。
野地板が傷んでいることはもちろん、耐震基準が古いため屋根荷重が増えてしまうことも懸念材料の一つです。
外壁塗装・屋根塗装等・防水工事は是非楽塗へ!!
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