【足立区】屋根の建築用語を簡単に説明します
こんにちは楽塗です。
過酷な暑さも今週いっぱいで終わりでしょうか。
この酷暑の中、外でお仕事をしている人はほんとに大変ですね。
弊社の職人や診断士もこの暑い中、仕事をしています。
熱中症に注意して!(^^)!頑張りましょう。
さて、今回は屋根の建築用語について。
私もこの会社に入る前まで屋根の名称など知らず
屋根は屋根‼だと思っていましたが(^-^;
一口に屋根といっても場所によっていろんな呼び方があるんです。
屋根補修の時などに場所の名前を知っていると
業者や大工さんとお話がしやすいかと思うので
是非ご参考にして下さい(^^♪
大棟(棟)
屋根のてっぺんのことです。
陶器瓦屋根では瓦が用いられますが、
金属屋根やコロニアルでは棟板金(むねばんきん)と呼ばれる金属製の板金が用いられます。
棟板金は風などの影響を受けやすいため、よく飛ばされたりします。
原因は棟下地の腐食などです。棟下地は貫板(ぬきいた)と呼ばれる木材が用いられています。
けらば
屋根の端の部分で、雨樋が付いていない方をけらばといいます。
※これに対して、雨樋が付いている方は「軒」といいます。
破風(はふ)
屋根の側面についている板のことです。
特に、雨樋(雨を流すための道具)が付いていない面を指します。
鼻隠し
屋根の側面の板のうち雨樋を取り付ける面を指します。
基本的に屋根の最も低い位置に取り付けられています。
雨樋を取り付けない面が「破風」です。
ちなみになんですが、”けらば”って面白い名前ですよね?
漢字で書くと「螻蛄羽」、古い表記では「螻羽」だそうで。
昆虫のケラ(いわゆる“オケラ”)の短い羽根にたとえた表現だそうです。
オケラの羽に見え…ないのは私だけでしょうか( *´艸`)
建築用語の語源を調べてみるのも面白いですね。