【足立区】ウレタン樹脂とシリコン樹脂の違い
前々回は「ウレタン樹脂」について詳しくお伝えして来ました。そして前回は「シリコン樹脂」について詳しくお伝えして来ました。しかし両方共を見ていただいた方には「じゃあ、はたしてどちらの樹脂にすればいいのか?」、「どっちのほうが安くて質がいいのか?」そういったことが気になっているかもしれません。
そこで今回は前回も最後にお伝えした通り、ウレタン樹脂とシリコン樹脂を徹底的に比較していきたいと思います。
まずはウレタン樹脂とシリコン樹脂の値段の違いです。
こちらは少し大まかにはなってしまいますが、建坪30坪であれば、シリコン樹脂のほうが6万円近く高いです。費用面で比較するのであれば、ウレタン樹脂かもしれません。
次に耐用年数です。ウレタン塗料の耐用年数が約6年と言われているのに対して、シリコン塗料は約10~13年もつとされています。前回もお伝えした通り、シリコン塗料の方が値段が高く、ウレタン塗料は安いです。しかし耐用年数からみてわかる通り、1年あたりの外壁塗装費用としましてはシリコン塗料のほうが安くなります。
次に塗膜の保持率の違いです。
光沢保持率とは、光、屋外暴露、熱、水などの外部からの影で劣化を起こし、光沢の低下をまねきやすいため安定性を示す尺度として、初期の光沢を100%とした場合、劣化後に何%の光沢を保持しているかの割合をいうものになります。こちらはウレタン樹脂よりも若干ではありますが、シリコン樹脂のほうが光沢保持率が高いことがあげられます。
いかがでしたでしょうか?
外壁塗装に用いられる塗料の中でウレタン樹脂とシリコン樹脂はお客様の注文の上位にあげられます。それはここではお伝えできませんでしたが、価格が安すぎるアクリルや逆に価格が高いフッ素・断熱・光触媒よりも求めやすく、また非常に実用的な塗料であるからです。
ぜひこの記事を参考にしてどちらの塗料を使うか判断していただけたらと思います。わからないことがございましたらお気軽にご相談ください。