【足立区】耐光性とは?
建物などを建てた時によく問題とされるのは、耐候性の問題が生じると言われています。
これは気象条件による温度差、乾湿の度合い、浮遊ガスの量、日照時間などの光量の変化などを総合した場合の耐性を意味します。
耐性は耐久性のことであり劣化に対する抵抗力のことを指します。
一方、耐光性とは文字通りに紫外線などの光による劣化に対する抵抗性の意味があり、光だけを問題にしています。
日頃、太陽から降り注がれる光は生物の生存には欠かすことができないものですが、物質に対して紫外線のような可視光線は染色や塗料の退色を引き起こす要因があると言われています。
例えば一日や二日程度の光にさらされた状態であれば、特に問題がない物であっても、それが一年〜長期にわたって光にさらされると劣化を引き起こしてしまいます。
建物を建てると屋根や外壁などの部位については、一年中、日中は太陽の光にさらされた状態となります。
当然、太陽の光にさらされた状態は、劣化を招きやすい状態となります。
そのまま劣化してしまうと美観が損なわれ、見た目の色が変色したり、色が抜け落ち剥がれてしまった状態になることが想定されます。
さらに劣化が進行していくと今度は素材を構成する部位に対しての劣化を招く様になり、ひび割れや変形などが目立ち、さらに劣化が加速する形になります。
仮にそれを防ぐためには変色したり、色などが剥がれてしまった部分に外壁塗装などの塗装を行うことが肝要となります。
塗装を行えば、塗料に含まれる保護成分が膜を形成して、それによって光からの退色や劣化を防ぐことが可能です。
もちろん外壁塗装を施す際には紫外線による劣化が起きにくい塗料を使うことが重要となるのは言うまでもありません。
劣化が起きにくい塗料を選択すれば、建物の耐光性をアップさせることもでき、それにより美観を保持し続けることもできます。