【足立区】塗装は防水の役割も持っている
住宅の多くは木材で作られています。
鉄骨住宅も鉄骨ですべてができている訳ではなく、主な部分は鉄骨でできており、それ以外の部分は木材でできているのです。
それ故、ほとんどの家は木材が使われているといっても過言ではありません。
木材が利用されるようになったのは、木材が頑丈だからです。
また、柔軟性に優れており、日本のような地震大国では、木材が大いに役立つのです。
ただ、木材には一つ欠点があります。
その欠点は火ではありません。
木材は意外と火には強いのです。
焦げはしますが、燃え落ちるまでには相当な時間を要します。
火よりも水の方が弱いのです。
木材が朽ち果てるのは湿気が原因です。
湿気があることで、木材は弱まり、耐震性も弱まってしまいます。
ここからわかることは、木材を使った住宅には湿気が大敵だと言うことです。
湿気を嫌う木材に対しては湿気をできるだけ遠ざけなければなりません。
ですが、特に日本は高温多湿の国です。
そのため、湿気対策が昔からとられてきました。
その一つが風通しの良い家です。
また、外壁の素材も改良が加えられています。
もともと、外壁の素材は水に弱いものが多いのです。
そこで、外壁の素材の上から塗る塗料を改良することで、住宅を湿気から保護することができるようになりました。
塗料の中には水に強い塗料もあるのですから、どうしても湿気が気になる場合はそのような塗料を使えばいいということになります。
塗料は複数ありますが、安い塗料ほど耐用年数が短くなり、逆に金額が高い塗料ほど耐用年数が長くなります。
この耐用年数は、防水性に比例します。
防水性がしっかりしているものほど、耐用年数が長いことになるのです。
逆に、防水性が大したことがない塗料は、耐用年数が短いのです。
このように考えると、金額の高い塗料の方が優れていると思われがちですが、何が優れているかはその家に住む人が判断することです。
短期間に塗替えをしたいのであれば、耐用年数の短く、金額が安い塗料を選んでもいいでしょう。