【足立区】日本の住宅の寿命は短い
日本の住宅の寿命は短いと言われていますが、その実体はどうでしょうか。
日本の住宅では一般的な木造住宅を例に挙げれば、33年が法定耐用年数といわれています。
この33年というのは、子供が5歳の時に建てた家は38歳の時には取り壊さないといけないと言うことです。
平均30年と言われる木造住宅の寿命では、親が建てた住宅を子供に引き継ぐのは難しくなります。
ですが、本当に30年ほどが耐用年数なのでしょうか。
実際に木造住宅でも30年を経過した家はたくさんありますし、40年、50年と経過した家も少なく無いのです。
実は、この法定耐用年数は、建て替えをするのがおよそ30年という意味であり、30年経過したら木造住宅がガタガタと崩れて来るので危険であるという意味ではありません。
30年で建て替えをするのは、30年も経過する家に住宅ローンを返し終わっている可能性が高いからです。
また、一昔前であれば、30年もすると、出世をして給料も上がり、お金も貯まっているだろうと考えられるからです。
では、木造住宅は実際にはどれほど長持ちをするのでしょうか。
この点に付いては、明確な答えがありません。
家が崩れ去るまで住んだ人がいないからです。
ですが、学者の意見では50年から70年としています。
もちろん、古民家のような頑丈な造りの住宅もありますが、それは例外と考えてもいいでしょう。
仮に70年住み続けることができるとした場合、ただそこに住んでいるだけでは70年は持たないでしょう。
長期的に住宅を維持するためには、定期的にリフォームする必要があるのです。
リフォームとは外壁塗装のことを言います。
外壁塗装をしなければならないのは、湿気の多い気候も影響していると言えます。
つまり、外壁塗装は湿気から住宅を守る働きがありますので、定期的に塗り替えることが重要だと言うことです。
外壁塗装をする期間は塗料の種類によっても変わってきますが、およそ10年から20年に1度おこなうべきです。