【足立区】遮熱系塗料とは
家は歴史とともにそのかたちが変わっていきます。
30年ほどで大きな進化を遂げていきます。
一方、外壁も同じように進化を遂げていきました。
外壁は、土壁や板壁が主流でしたが、時代の流れとともに新しい素材に進化をしていったのです。
戦後はモルタル外壁が流行り、やがてサイディングに進化する過程を辿ることになります。
モルタル外壁は、さまざまな模様をつけることができるため重宝しています。
ですが、クラックが発生しやすかったり、模様をつける時に職人の腕によって違いが出てしまうという問題点があります。
そこで、サイディングが幅広く利用されるようになったのです。
サイディングは、モルタルと同じように塗装を必要とします。
塗装は、さまざまな種類がありますが、サイディングの耐久性を活かすためにはある程度耐用年数の長い塗料を使用するのがいいでしょう。
耐用年数が長い塗料の中にいわゆる高機能塗料と呼ばれるものがあります。
高機能塗料は、耐用年数がおよそ20年ほどになりますので、一度塗装をすればしばらくは塗装をしなくてもよいことになります。
高機能塗料のひとつに遮熱系塗料と呼ばれるものがあります。
この塗料の特徴は、名前の通り、熱の遮断に優れている点になります。
また、耐久性にも優れている点も特徴ということができるできるしょう。
遮熱とは、夏の暑い日に有効になります。
夏には、外の気温が高く、室内ではエアコンをつけていることが多いでしょう。
従来の住宅では、いくら室内を涼しくしたとしても、外の熱が室内に入ってきてしまうため、エアコンの効きが悪くなったのです。
ですが、遮熱系の塗料を使用することで、エアコンが効きやすいというメリットがあるのです。
エアコンが効きやすいとすれば、エアコンの温度をそれほど下げる必要もありません。
その結果、光熱費を安くすることができるのです。
遮熱系塗料は、高機能塗料ですので、普通の塗料と比較しても高くなりますが、長期的に利用すると安くなります。