【足立区】屋根の劣化がなぜ早いのか
建物の中でも一番、劣化が激しい箇所の一つに屋根の存在があります。
屋根は太陽の陽射しを防いだり、雨風を防いだりする上でも必要な部分となりますが、それだけ過酷な環境となっているのも事実です。
例えば直射日光による熱を始め、その日光に含まれる紫外線などの影響により素材自体を劣化させる原因にも繋がります。
最近ではカラーベスト工法により、屋根の軽量化が図られていますが、その素材が劣化しやすい材料を用いていたりするケースも多いです。
従来の瓦葺きの屋根の場合は、無機質の素焼きで使用するため、直射日光による熱に強い特徴があったのは事実でもあります。
その証拠に古来から存在する日本の神社や仏閣の屋根は瓦葺きになっており、現在でも当時の建てられた状態のまま残っています。
ただ屋根の劣化がなぜ早いのかの原因を探ると、太陽の陽射しもありますが、「台風などの影響も受けている。
」という点も存在します。
台風の強風の影響で屋根自体が吹き飛ばされたり、瓦葺きの場合であれば瓦が飛ばされたり、台風によって吹き飛ばされた小石などが屋根に当たり、ひび割れを起こしたりすることもあります。
過酷なまでの風圧が存在し、それが一年中影響していることもあり、劣化が起きやすい環境も揃っています。
他には毎年、降雪が見られる地域では屋根の上に積もる雪の重みもあります。
雪が降ると屋根の上に自動的に積もっていき、ある一定以上の重みとなると屋根が耐えることも出来ず、そのまま屋根が潰されるケースも見られます。
記録的な降雪があると毎年、多くの家で被害が見られる現象となります。
さらに特異なケースとしては屋根に太陽光発電を取り付けたり、アンテナを取り付けたりした場合に、業者が屋根を歩く中で屋根にダメージを与えているケースもあります。
取り付ける場合に屋根に傷を付けるのと同時に取り付けたパネルの重さもあり、それで負荷のかかった状態になっています。
この様に年中、気象条件などの影響を受けている屋根は壁と比べても劣化が激しい箇所としても知れられ、それだけ定期的にメンテナンスを行う必要があります。