【足立区】外壁塗装の意外な役割
外壁塗装は必要ないとか、ただ単に家の見栄えを良くするためだけのものだなどと考えていませんか。
確かに、家の外観を美しく保つだけが外壁塗装の役割ならば、家の外見に興味のない方には必要のないものと思われても仕方がないかもしれません。
けれど、外壁塗装の役割は、決して住宅に美しさを与え続けるだけではないのです。
現代の住宅の外壁に使われているのは、およそ7割がサイディングだといわれています。
そして、その素材はさまざまですが、どれもが日本瓦のように100年そのままでも持つという素材で出来ているわけではありません。
そこで、一般的に一戸建てのマイホームには、定期的な塗装のメンテナンスが必要であるといわれているのです。
外壁材の劣化を放置すると、住宅にもいろいろな悪影響が見られるようになってしまいます。
たとえば、外壁のヒビなどから雨水が内部に浸み込んで、住宅の躯体である木材の柱などを腐らせることがあります。
また、外壁にヒビが入っていなくても、チョーキング現象があらわれている段階で、外壁材の防水性能は相当下がっていますから、少しずつ劣化が進んで、雨が浸み込む可能性が高くなっているのです。
つまり、外壁に塗装を施して劣化を防ぐということは、雨水が浸み込むことを抑えて家の内部の劣化防止したり、構造体などの木材の陳腐を防ぐ役割も持っているということなのです。
しかも、最近はさまざまな塗料の開発によって、塗装を施すだけで虫除けや断熱もある塗料など、いろいろなものが揃っています。
このように、外壁塗装は住宅の外観を美しく保つだけのものではなく、消費者が持っているそれぞれのニーズに対応するための工夫もされているのです。
外壁塗装は、広い範囲を塗料で塗るために、費用も決して安くはないと考えるかもしれません。
しかし、いつまでもマイホームで快適に暮らしたいと思うのであれば、定期的な手入れを確実におこなうことが必要なのです。