【足立区】カラーシミュレートを信じきってはいけない!?
外壁塗装などの際に色の参考になるのがカラーシミュレートです。
これはカタログやパソコンなどから見ることが可能で、いわば色の見本ととらえることができます。
外壁塗装などに採用することができる色の種類は実に多岐にわたります。
そしてその中には、色名を聞いただけでは想像することができない色も数多くあるのです。
また実際に色は想像できても、外壁塗装に使用した場合、どのような仕上がりになるのかはなかなか想像しにくいのが現状です。
そのような状態を解決するため、また手助けするために利用されるのがカラーシミュレートになります。
ですがだからと言って、それを全面的に信じきって良いかと言うと、それはそれで問題があると言うのも事実です。
何故かと言うと、まず同じ色でも違うように見えることがあるためです。
たとえばパソコンやスマホなどの液晶画面ごしに見る色と、パンフレットやカタログなどに印刷された色では、同じ色でも異なって見えることが珍しくありません。
また見る際の環境、光の当たり具合や周囲の色によっても異なってきます。
また色は、時に面積効果で変わることがあると言うのも理由のひとつです。
たとえばカラーシミュレートでは濃く見えた色でも、実際に外壁に塗ってみると薄くなったように感じられると言うのが面積効果です。
要するに、狭い面積に塗られた色は、広い面積に塗られた色よりも濃く見えると言う効果です。
このような点から、カラーシミュレートをそのまま信じきってしまうと、たとえばパンフレットだけで色を決めてしまったため、パソコンで見れば気がつけたはずの色の違和感に気がつくことができなかったとか、気に入った色を外壁に採用してみたら全く希望通りに仕上がらなかったと言うことも起こり得てしまいます。
こうしたことを防ぐためにも、まずカラーシミュレートはあくまでイメージに過ぎないと言うことを、頭に入れておく必要があります。
そしてその上で、パンフレットとパソコンで展開されている場合は、その両方で確認しておく、また面積の違いも考慮することが求められます。