【足立区】悪徳業者の手抜き塗装の特徴〜その1〜
外壁塗装を行うときは、悪徳業者に引っかからないように注意する必要があります。
悪徳業者は、外壁塗装工事において、塗料に関することで手抜きをしやすい傾向があります。
素人目ではなかなか手抜きを見抜きにくいことや、手抜きをしたことは塗装工事直後は見つけにくいということがあげられます。
塗料における手抜きの手段はいくつかあり、その1つが、塗料を適切な濃度に薄めていないということです。
塗料はメーカーによって希釈が定められていますが、悪徳業者の場合は定められた希釈よりも薄い濃度にしようとします。
薄められた塗料は、本来持っている耐久性を発揮できなくなり、耐久年数が短くなってしまったり、塗料がはがれやすくなったりしてしまいます。
その他の手抜きの方法としては、塗料を十分に混ぜ合わせていないということがあげられます。
水性塗料は水で薄め、油性塗料はシンナーなどの溶剤で薄めますが、それらがしっかり混ぜ合わせられていなければ、外壁と塗料の密着度が弱まってしまいます。
密着度が弱いと塗料がはがれやすくなったり、見た目の美しさが損なわれてしまうことがあります。
そして悪徳業者によってよく行われる手抜き工事が、下塗りを行わないというものです。
外壁塗装では、下塗りと中塗り、上塗りが基本にですが、最も重要なことは塗料の量です。
下塗りは中塗りと外壁の密着度を高める接着剤のような役割を果たしていますが、下塗りを行わないのであれば塗料の密着度が弱まって、耐久性が弱くなってしまうことが懸念されます。
また、下塗りだけでなく中塗りも手抜きされることが多いので、塗装工事を行っているときは直にチェックすることも必要です。
下塗りから中塗り、中塗りから上塗りを行うときは、十分な乾燥時間が必要になりますから、乾燥させているかどうかも一緒にチェックすると手抜き工事を防げます。
その他に手抜き工事をさせないようにする方法として、見積もり書や工程表に書かれた塗料の量をチェックします。
1平方メートルあたりに使う塗料はある程度わかっていますし、塗装する範囲は書類に記載されています。
使用する塗料の量を準備しているかどうか、そして塗装後に、準備した塗料をほとんど使い切っているかどうかを確認することで手抜き工事を防ぐことができます。
手抜き工事をする悪徳業者は、見積もり書などもいい加減なものを作成する傾向が高いので、外壁塗装をするときは複数の業者から見積もりを依頼して、比較することが必要です。