【足立区】外壁の白い粉の正体は?
住宅の外壁は10年ぐらいが塗替えの目安になります。
塗料の種類によっては20年経過しても大丈夫な物がありますが、一般的に人気があると言われているウレタン塗料やシリコン塗料は10年から13年ぐらいで塗替えをする必要があります。
外壁塗装は塗替えるのに100万円前後のお金がかかりますので、その点だけは事前に準備をしておく必要があります。
ちなみに、外壁塗装でなぜそこまでお金がかかるのかについては、色々な理由がありますが、まず足場設置にお金がかかります。
普通、外壁塗装をする場合には足場がないと人が手を伸ばしても届かないところがあります。
このように塗ることが出来ない部分を塗るためにはどうしても足場に頼らざるを得ないのです。その額は約10万円程度といわれています。
また、塗料自体は耐用年数が長い物を利用しますので、雨風に耐えられるようにお金がかけられています。
1平方メートルあたり3000円前後になりますが、耐用年数が20年ぐらいの塗料の場合は1平方メートルあたり4500円ぐらいになることがあります。総額で120万円を超えてしまうことがあります。
塗り変える時の見た目の目安としては、ひび割れが発生してしまっている場合や指で外壁を触ったときに白い粉がつく場合です。
ひび割れは別名クラックと言いますが、ひび割れしたところから水分が入ってしまい、そこから壁の内部にカビが生えることも考えられます。
また、運が悪いとシロアリが発生することがありますので、10年経過しなくてもクラックを発見した段階で出来るだけ早急に修理をする必要があります。
もう一つの白い粉が付く場合は外壁の塗料が劣化する、チョーキング現象と言う物になります。チョーキングと言われるのは、学校の黒板で利用するチョークのように白くなるからです。
指先で外壁を触ると劣化した塗料が手に付着することになります。
この塗料は防水性が劣化して防水効果がないことの現れになります。
外壁の役割は壁の内部に水分を入れないようにすることが大きいのですが、もし、外壁を人差し指などで触ったときにチョーキングの現象が見て取れる時には外壁を塗装し直すサインになります。これを見逃すと、住宅の寿命が縮まってしまいます。
外壁塗装は確かにお金が高いですが、クラックやチョーキングの現象が見て取れるにも関わらず、そのまま放置しておくと結局は住宅の寿命が縮んでしまいますので、結果的にお金をたくさんかける必要がでてきます。ですので、早めの対処を行いたいものですね。