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シーリング剤とコーキング剤、外壁塗装などにおいて、どちらも亀裂を充填剤を用いて埋めることをいうため、同義語として使われ混同してしまうことが多いです。
建築業界の方も、メーカーによっても混同して使っていることから、更に混乱を極めています。
同義語として使っている会社も多いです。
もちろん、目的は一緒なのでそれほど現場に影響するようなことはありません。
ただ、正確に言えば、その用途に応じて違うものなのです。
しかしそれぞれの言葉を翻訳すると、コーキングは「隙間を防ぐこと」、シーリングは「封印すること」というのでやはり似たようなものです。
そこで今回はその違いについてご紹介していきたいと思います。
コーキングの方が比較的大きな溝などを埋める際に用いられることが多いです。
コーキング剤の場合、表面は被膜を形成するものの中は不乾性で硬化はしません。
耐火パテや空調パテもこちらに属するでしょう。
一方、シーリング剤の方は細かい部分に使用されることが多いです。
こちらは表面も中も硬化してしまうものの、弾力性があるので被接着材料に追従してくれます。
目地や隙間を埋めてやることで密封し、防水機能をもたせるのです。
シリコン系やウレタン系・アクリル系など液型材料はすべてこちらに属します。
日本シーリング協会というのもあり、隙間を埋める=シーリングということで、シーリングの名前の方が一般的となっています。
建築現場では同義語として使われることも多く使い分けはあまりできていないものの、材料が棒状・ひも状といった固形のものや液体状・パテ状の固形ではないものを幅広くシーリング剤と言っているのに対し、パテ状で油性素材のものはコーキング剤と呼ぶ場合が多いです。
それぞれに硬化するかしないかの違いがあり、合う場所が違う以上、その名称はあいまいながらも職人さんたちはきちんとそれぞれの場に応じてシーリングとコーキング使い分けはできているのです。
その結果、隙間をしっかりと埋めて防水機能も万全の状態ができあがるのです。
いかがでしたか。
この記事を見てしっかり違いを把握していただれば幸いです。
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