今まで屋根塗装の工事で、聞いたことのない単語に出会ったことはありませんか。
今回はその中でもほとんど日常生活では聞くことのない「縁切り」と、「タスペーサー」について紹介していきたいと思います。
まずは、縁切りについてです。
縁切りとは、屋根塗装を行う中で、塗料によって埋まってしまった隙間を1枚1枚開いていく作業のことです。
屋根が1枚の屋根材で形成されている場合は必要ありませんが、多くの場合屋根は何枚もの屋根材を重ねて形成されています。
この上から塗装することで埋まってしまった隙間を、塗装後に改めて開いていくのです。
もしもこの作業を怠ってしまうと、屋根材の隙間に雨水が溜まり、屋根材の劣化を引き起こしてしまう原因になってしまうため、非常に重要な作業の一つとなっています。
では、タスペーサーとは何なのでしょうか。
タスペーサーとは、縁切り作業で用いる専用の道具のことを指します。
通常の縁切り作業が、塗装そのものが終了してからカッターなどを用いて塗装面を傷つけて隙間を開いていくのですが、タスペーサーは下塗り後にあらかじめ屋根材の間に挿入し、隙間の面積を確保しておくものになっているのです。
そのため、今まで行われてきたスクレーパーやカッターを使う縁切り工法の問題点を克服した工法と言えるでしょう。
この工法は、今まで一回目の塗装の時に行うことが必要にならないことが多いです。
しかし、最近ではこのタスペーサー工法が登場することによって作業が楽になります。
そのため、人件費を抑えられるようにもなったので、一回目の塗装からタスペーサー工法を行う業者も増えているのです。
タスペーサーには2種類あり、02タイプと03タイプと呼ばれます。
02タイプは、比較的屋根の劣化が少ない場合や、新築の時に使用されるのです。
その一方で、03タイプは劣化が激しい場合によく用いられるものと言えるでしょう。
ぜひ、屋根の塗装を依頼する際には、縁切りあるいは、タスペーサー工法を行ってくれる業者を探しましょう。
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