
外壁塗装をするのは一軒家だけではありません。
アパートやマンションであっても、外壁は経年劣化するので塗り替えが必要になります。
アパートは一軒家よりも規模が大きいことが多いため、必要になる費用も大きくなってしまいます。
ですが賃貸物件ですので外壁塗装にかかった費用は修繕費として計上可能なこともあります。
申告時にこれを申告しないとかなり損をすることになるため注意が必要です。
修繕費として計上するのであれば、複数年にわたる減価償却ではなく、一括計上となるでしょう。
ということはその該当年の分の税金は安くすることができます。
しかし修繕費としての計上ではなく、減価償却を行う形になると少々事情が異なってくるでしょう。
申告の時には減価償却をしなくてはならず、その年数が外壁塗装で使用する塗料の種類によって異なってきます。
法定耐用年数を元に減価償却を行う形となるでしょう。
例えばウレタン樹脂の塗料を用いて外壁塗装をした場合、法定耐用年数は10年となります。
ということは、10年間減価償却を行うということです。
例えば外壁塗装に1000万円かかった場合、10回に分けて経費を計上するという認識です。
一度に全額計上できないので目に見える税金の安さは感じにくいかもしれません。